着香(チャッコウ)とは?
原料のブレンドの中に商品イメージを明確にする為に香りを着ける加工があります。それが着香と呼ばれるものです。
このブレンド加工を出来る会社はあまり有りません。
着香した商品にどの様なものが有るか上げてみますと、紅茶では有名なアールグレイ紅茶や香ばしく甘い香りのキャラメルティー、メープルシロップの香りがするメープル、春には桜の香りをつけて桜紅茶、苺のフレッシュな酸味を感じるストロベリーティー、夏には南国を思わせるパイナップルティー、マンゴーティー、秋には秋の味覚マロンティー、チョコレートケーキの様なチョコレートティー、リンゴのフルーティーな香りアップルティー、冬の甘いお芋を連想する焼いも紅茶。
季節感や商品イメージを香りにのせてお客様にお届けするツールです。商品事例をご案内します。
アップルシナモンティー(アップルパイ)
3時のおやつによく合うお茶を作りたい・・・ インド産のニルギリ紅茶86% アップルピール9% アップルフレーバー4% シナモンパウダー1% 癖が無くフレーバーティーのベースとして好んで使用されるニルギリ紅茶に まずアップルフレーバーを添加します。香料は液体ですので紅茶に十分馴染ませたのちに、シナモンパウダーをブレンド、最後にアップルピールをブレンドすれば出来上がり。アップルパイをイメージさせるシナモンが香るフルーティーな紅茶の出来上がりです。
ブルーベリー紅茶
ブルーベリーの香りがする紅茶が欲しい・・・ スリランカ産の紅茶80% ブルーベリーの実10% コーンフラワー6% ブルーベリー香料4% セイロン紅茶にブルーベリー香料で香りを着けます。馴染ませたのちにブルーベリーの実をブレンドし最後にコーンフラワーをざっくり混ぜます。こうする事により、花が崩れないきれいなブルーベリーティーが出来上がります。